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ヘアパーツモデルとは?
シャンプーやヘアケアのCMでサラサラでツヤツヤの髪をなびかせているお姉さま達を誰もが目にしたことはありますよね?
あのお姉様達はほとんどが「ヘアパーツモデル」「ヘア専門モデル」と呼ばれる髪専門のモデルさん達です。
さすが髪の毛に特化したモデルさん達だけあって、みなさんとても綺麗でツヤツヤとしたロングヘアが特徴ですね。
今回はそんなヘアパーツモデルさん達が日頃どんなヘアケアをしているのか?また、特に気をつけていること、髪のために絶対にしないことなどを紹介します。
ヘアパーツモデルさんがしていること → すごくシンプルだった!
例えば、髪にとって良い事のひとつとして頻繁に美容院で高級なトリートメントをしてもらったり高価なヘアケア商品を使ったり・・・というのがすぐに思い浮かびますが、実はヘアパーツモデルさん達が普段していることってすごくシンプルなことが多いのです。
ブラッシング時の使い分け
パドルブラシ(クッションブラシ)で地肌からブラッシングする。付着した汚れを取ります。
そして、出来ればフェイスラインから引き上げるように梳かすと良いです。というのは、頭皮のブラッシングをすることでマッサージ効果があり、顔のリフトアップ効果にも繋がるからです。
お顔のリフトアップをする時に大事なのは、先ずは頭皮を柔らかくしてあげる事なのです。頭皮を柔らかくする事で「のりしろ」が出来るので、お顔のリフトアップをしたときにキープしやすくなります。
次に、猪毛などの動物の毛で出来たブラシで毛先から優しくブラッシングする。髪のほつれを取ったり毛先を整えます。プラスチックのブラシと違い静電気が出づらいのと、動物の毛にあらかじめ含まれている油分や、使うごとに自分の油分がブラシに浸透していく事で使いやすくなり、髪の保護にもなります。
ポイントは、毛先から少しずつブラッシングする事。無理に引っ張ったり奥から一気にブラッシングすると髪に強い力が加わって縮れやすくなってしまいます。この縮れは水に濡らしても元には戻りません。絡まったらその部分より前から優しくブラッシングすれば通ります。優しく優しく。
シャンプー前の予洗いを丹念にしてシャンプー剤は泡立ててから頭皮につける。
予洗いで汚れの70〜80%は取れると言われています。特にモデルさん達はロングヘアの方が多いので、予洗いをしっかりすることでシャンプー剤の量が少なくてもしっかり泡立てる事ができます。
これは、頭皮にとって余分なシャンプー剤の残留を防ぐ意味でも大事です。
シャンプー剤を先に泡立ててから頭皮につけることも理にかなっていて、液状のままだと初めにつけたところに多く残りがちです。特に頭頂部に湿疹や痒みが出やすい方はしっかり流すことで解消する可能性があります。
ターバンで頭皮を温める
髪の毛を作る栄養は血液によって運ばれます。頭頂部には筋肉がほとんどないので毛細血管に血液が届きにくくなりやすいです。
そのため水に濡らしたタオルをレンジで30秒ほどチンしてフェイスラインにカチューシャのように包んであげます。頭皮が温まる事で血行が良くなり育毛効果が期待できます。相乗効果で顔色の血色も良くなる効果が期待できます。
[番外編] 髪に感謝する
モデルさんの中でこれを言っている人がいましたが、実は私はこれってとても大事だと思っています。
自分の身体って、自分の気持ち次第でいくらでも変われると思っています。癖やコンプレックスを自分が受け入れて大事に労ってあげる気持ちになるだけで良いホルモンが出ているんじゃないかなと思います。この辺りはきちんと調べてまた別記事で作ろうと思います。
ヘアパーツモデルさんがなるべくしないこと
基本的に言える事は、「極力髪に余計な事はしない」という気がします。
生まれてきた髪の毛をなるべく良い状態で維持できるようにあえて色々とベタベタ付けたりしないようです。「髪は死んだ細胞」なので、傷んだ髪の毛は何をしても元には戻らないのでなるべく傷ませないような工夫をしています。
髪に触らない
これなかなか出来そうで出来ないですよね。髪を触る癖ってありませんか?
毛先を指でクルクル捻ってしまったり・・・・
髪同士の摩擦でキューティクルが剥がれてしまったり、癖がついてまとまりにくくなってしまいます。
結わかない
仕事柄ヘアスタイルの撮影なども行うため、きつく結んだりピンで留めたりとかもあるようですが、やはり基本的には跡が付くような事は極力避けます。
家事の時などでどうしてもという時は、跡の付きにくいように緩く縛ったり、太めのターバンなどで止める程度です。それでもなるべく短時間で済ませます。
髪は夜に洗い、必ず乾かして寝る
夜に髪を洗うことで、寝ている間に自然に出る皮脂によって、髪や頭皮を自然に保護してくれる効果があるので、朝には洗わないそうです。もう一つ付け加えるとしたら、皮脂や汚れは時間が経つと酸化してしまい、シャンプーではなかなか取れにくくなってしまいます。
なのでやはりその日の汚れはその日のうちに取るのが良いです。
濡れたまま寝るのは髪には一番良くありません。キューティクルが開きっぱなしの状態で髪が枕などで擦れると、キューティクルが剥がれたりダメージします。眠くても必ず乾かす事です!
美容師さん任せにしない
美容師をしている私もこれは本当にそう思います。
美容師さんの思う「髪を綺麗にする」というのは必ずしも「髪が良くなる」わけではないからです。
サロントリートメントも、私のお店はやっていません。なぜかと言うと、トリートメントはいたんだ髪の毛の上にコーティングをするので、「本質的に髪を良くしているわけではない」からです。
一番大事にしなければいけないのは「髪を傷ませない」事なので、トリートメントで見た目が良くなっても、コーティングしたものが取れる時にキューティクルまで一緒に剥がしてしまう事もあります。
そうなるとサロントリートメントをし続けないと髪の見た目が良くならなくなってしまい、本末転倒です。
ブローやアイロンも、美容師は高い技術力を持って必死に真っ直ぐにしますが、それがその方の普段のスタイリングやヘアケアに合っていなければ、髪をダメージさせる原因の一つになったりもします。
そう言う意味では何でも美容師さん任せにするのではなく、自分の髪がどうなる事が「髪が綺麗」な状態なのかを自分自身で知っておくべきと思います。
まとめ
こうして見てみると、ヘアパーツモデルさん達が日々大事にしていることの多くは、特別な事と言うよりは、ヘアケアにおいてごく基本的な事、もっと言えばこれから生えてくる髪が美しくあるための頭皮環境づくりに重点を置いているのがわかります。
これは、ヘアパーツモデルさん達だけではなく私たちにもできる事であり、丁寧に続けていけば必ず今よりも本質的に美しい髪が育つことを証明してくれています。
愛用グッズ
最後に、色々なヘアモデルさん達を調べる中で多くの方達が愛用しているヘアケアグッズを紹介します。皆さん共通して良いものを手入れをしながら長く使っておられます。
80歳のおばあちゃんが何十年も使い続けたメイソンピアソンのクッションブラシのエピソードがあるように、良いブラシや櫛は長く使い続けることでより使いやすく馴染み、育っていきます。
これを機に、一生ものを使ってみるのをお勧めします。
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